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コバノセンナ (まめ科)-1210 

秋から冬にかけて花を咲かせる樹木は少ないのですが、美しい光沢のある黄色い花が咲いているのを都薬用植物園の温室で見ることが出来ました。
表記名はコバノセンナ(小葉のセンナ)とあり、南九州では露地栽培されているという地域限定の花との話もありますが、図鑑にはモクセンナ(-598)ハナセンナ(-484)は載っていますがコバノセンナは見当たらず、細長い葉はハナセンナ、丸い葉はモクセンナ、小さな葉はコバノセンナが頼りでした。
樹高は1〜2メートル程になり、葉は偶数羽状複葉(モクセンナは奇数)で、小葉は卵形、縁が厚くなっています。
10〜12月に咲く黄色の花は花径が3〜4センチの5弁花で、ふっくらと大きく2本の湾曲した雄蕊が左右にあります。なお、コバノセンナの葉はネムノキ(-1109)と同様、夕刻になりますと閉じるそうです。
kobanosenna.jpg  kobanosenna-2.jpg  kobanosenna-1.jpg
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別 名 -
科 名 マメ科
属 名 カワラケツメイ属
性 状 常緑低木
原産地 熱帯アメリカ
撮影場所 都薬用植物園
撮影年月 2009.10.27  

チカラシバ (いね科)-1209 

路傍に生え、引き抜くことか困難なことから名付けられたと言いますチカラシバが、前日の雨の名残りを小穂に付けて朝日に輝いていました。
チカラシバ(力芝)の地下茎は短いそうですが、草丈が30〜80センチの大きな株をつくり、葉はやや丸まって細長い線形で根元から立ち上がっています。
夏以降に花形茎を出し花軸は枝分かれせず、先端に多数の針状で暗紫色の毛に包まれた円錐花序をつけます。小穂は長さ約7ミリ小花は2個で果実が熟しますと軸から開出して、全体としてビン洗いのブラシのように見えます。
やがて先端の毛と一緒に落ちますが、いわゆる"ひっつき虫"として大型動物に付いて運ばれる事もあるようです。
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別 名 ミチシバ
科 名 イネ科
属 名 チカラシバ属
性 状 多年草
原産地 東アジア
撮影場所 野山北・六道山公園
撮影年月 2009.10.27

ゴレンシ (かたばみ科)-1208 

ゴレンシと呼ばれます果物は、東南アジアの旅でよくお目にかかるスターフルーツのことですが、酸味が強かったり甘かったりと、形は素敵ですが戸惑う果物でもあります。
果実の断面が五芒星の形をしていることから名付けられたと言いますゴレンシ(五斂子・五稜子)は、樹高が5〜10メートル程になり、葉は奇数羽状複葉で披針形の小葉が9〜10個付いています。
花径が8ミリ程の小さな花は紅紫色の両性花で、複総状花状を形成しています。
熟した長さ5〜15センチの果実は黄緑色で、凹凸のある五稜形をしており、断面は星型で日本の果物屋さんではスターフルーツの名前で並んでいます。
スターフルーツは、生食のほか砂糖漬けにしたりサラダに使われるようですが、薬用(解熱・解毒)に
も利用されるとの事です。
同園の木に、たわわに実ったゴレンシを是非撮ってみたいと思っています。
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別 名 スターフルーツ
科 名 カタバミ科
属 名 ゴレンシ属
性 状 常緑小高木
原産地 インドネシア
撮影場所 東京薬科大学薬用植物園(温室)
撮影年月 2009.10.29

イモノキ (とうだいぐさ科)-1207 

イモノキというより観葉植物の"キャッサバ"と言った方が一般的で、この根は肥大して芋のようになり、これからとれる澱粉がパピオカといい菓子の材料や料理の"とろみ"に使われています。
イモノキ(芋の木)の樹高は2〜3メートル、茎には節があり葉は10〜30センチの掌状で5〜7片の切れ込みがあります。
基部から生れる塊根は太さが3〜15センチ、長さが15〜100センチに達する大型で、1株に5〜10本付くそうです。
このため生産効率も高く、食料のほかバイオ燃料としても注目されている植物だそうです。
7〜8月に鐘状の花を開花するそうですが、東京薬科大学薬用植物園では10月末でも咲いていましたが、色、形とも地味であまり目立たず、また、図鑑やサイトでも花の記述は少なく、葉が観賞用として親しまれている印象をうけました。
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別 名 マニオク、マンジョカ、マニホットノキ、タピオカノキ
科 名 トウダイグサ科
属 名 イモノキ属
性 状 常緑小低木
原産地 ブラジル
撮影場所 東京薬科大学薬用植物園
撮影年月 2009.10.29

インドアイ (まめ科)-1206 

藍染に使われる染料のタデアイ(-501)は、6世紀頃に中国から伝わり広く栽培されていましたが、明治に入るとインドアイが輸入され作付が激減したそうです。
インドアイ(印度藍)は、樹高が1メートル程で枝は分枝し、葉は9〜11個の小葉から形成される奇数羽状複葉で、葉の裏面には毛があります。
今回都立薬用植物園の温室で咲き始めた花は、葉腋より総状花序を出し小型でパステル調の紅色の蝶形花を咲かせていました。
インドアイについての紹介する図鑑やサイトが少なく、花の紹介としては舌足らずになりましたが、世界中に広まったインドアイも、ドイツで人工藍の工業化が成功して以来その栽培もタデアイと同様少なくなったようです。
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別 名 ナンバンコマツナギ、キアイ
科 名 マメ科
属 名 コマツナギ属
性 状 常緑?低木
原産地 インド、東南アジア
撮影場所 都薬用植物園
撮影年月 2009.10.27
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